GREETING
ご挨拶
ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
看護師として様々な経験を積む中で感じた課題やニーズに応えたいという強い思いから、会社を設立いたしました。
当社の事業は主に医療ツーリズム事業と看護師サポート事業です。
海外からの患者様に日本の医療サービスの素晴らしさを知っていただくことで、日本の医療に対する信頼度を高め、世界の医療アクセスを向上させたいと考えています。
日本は世界でもトップクラスの医療機器の保有と先進医療技術の展開を実現しています。
国民の健康への関心の高さ、医療機関の充実と競争、高齢化の進行、国民皆保険制度など、さまざまな要因が医療技術の充実を促進しました。その結果として日本は医療大国となり、検査機器の保有数でも他国を圧倒的に引き離し、世界をリードしています。
この強固な医療インフラにより国内外の患者様へ治療を提供することは、国際的な医療交流に繋がり、日本の医療技術のさらなる発展が期待できます。医療ツーリズムはまだまだ一般的に浸透していない分野ですが、日本政府が大々的に推進したことにより近年盛り上がりを見せている事業です。今や世界市場の規模は5兆円に達し、さらなる拡大が予測されています。日本における医療ツーリズム市場の拡大は日本経済にも大きな貢献ができると考えています。
医療は技術とともに進化しています。
しかし、私がそれ以上に重要だと思うのが「人とのつながりや思いやり」です。
私が看護師として働く中で、妊娠・出産・育児といったライフイベントでやむを得ず離職した同僚の看護師たちが復職をためらう姿を多く目にしてきました。
看護師として働きたいと思っていても、「スキルに自信がない」「日々進歩する医療現場についていけるか不安」という理由で復職を諦め、他の職業を選んでしまう姿を見るたびに、彼女・彼らの看護師としての貴重な経験と資格が活かされないことを残念に感じていました。
離職理由はそれだけではなく、多忙な業務や職場環境に苦しみ離職する者も多く、看護業界は慢性的な人材不足に直面しています。厚生労働省の調査によると、2021年度の看護師の平均離職率は11.6%と、全産業平均(5.4%)の2倍以上。特に、新卒1年目の看護師の離職率は20.1%と非常に高く、深刻な状況です。
このような経験をもとに、現場で働く看護師が、より充実した環境で仕事に取り組めるようにサポートを提供したいと考えました。
今後も現役の看護師として医療現場に居続け、現場の声や実体験を基にした経営を重視してまいります。
何とぞ一層のご支援と、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。